unバースデイ2
*ソフトなので表ですが、エロが有ります。苦手な方は御注意下さい。
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「あ〜水野もうちょっと声抑えてな、」
相変わらず意識は飛んだり戻ったり。声?声って…誰ん・・だ…よ…?。
「あ・あ…っ……・・う」
天上がはっきり見えると同時に甦る聴覚にとんでもない自分の声が飛び込んで来る。
「・・・。水野って、結構あれな。」
「?…ちょっ…」
たくしあげられたトレーナーの中に藤代の手が滑り込み同時に唇が吐息と共に首筋を軽く噛んで行く。
「あああっっ!!」
ほんの少し手の甲が肌を擦っただけで喉元を曝し反り返る過敏な身体。
「マジで、まだ何もしてねーのに…。」
あーあ。と言う顔で上から覗き込みながら…。
既に汗びっしょりでうっすらと上気した竜也の顔にごくりと息を飲む。
胸の上で舌をはわすそんな藤代をきっと睨らみつけるが、またすぐに襲って来た波に顔を歪めてしまう。
彼を引き剥がそうと背中に回した腕は、震える指先がシャツをつかみ今や必死に縋り付いていた。
何か水野見てると変な気になっちゃうんだよね…。何かこう…めてみたい様な…。
参ったね…俺、受けなのにさ…。(彼氏居るし)
男相手にこっち側に回るのは俺も初めて何だけど。とキャプテンいつも次はどうやってたっけな〜。などと思い出しながら。
竜也の感触に集中する様に目をつぶると、胸の上で探り当てた突起を口に含む。そのまま幾度も舌で嬲るたびに面白いくらいに反応する身体を感じて、細かに震える身体の下に腕を忍ばせ背中を支えると。
跳ね上がろうとする肩を押さえ付け、歯を立てた。
「っ−−−−−−−−!!!!」
息を喉に詰まらせたような声無き声を上げて竜也の身体が硬直し。そして次の瞬間一気に緩落する。
一瞬、何があったか判らずに竜也自身も、藤代も呆然として居たが…
やがて竜也の顔が一瞬だけ泣きそうに…そして悔しそうに…歪み、やり切れないと言った感じでそっぽを向いてしまった。「・・・・。」
まさか、こんな所で…イくなんて・・・。
それも彼氏以外の他人の前で。
竜也は何も言わない。
差恥に染まって行く頬。
あー・・。
さすがの藤代も申し訳無くなり。
「…水野、大丈夫だからさ、楽にしてろよ…な?」
と再び身体を重ねると、汗で張り付いたおでこの上を梳いてやりながら囁く。
「あれさー。消毒用アルコールにカルーアと何かの目薬まぜてあるバツゲーム様のクスリなんだよね。」
三上先パイの…。
「味変くなかった?」
ヒクリと喉がなって竜也が視線だけでこちらを向くと。泣いた?のかもしれない目元がうっすら赤くて濡れていた。
『やっべー水野可愛い!!』
眉を寄せた顔に大丈夫大丈夫と笑いかけると、そのまま右手を下の方へと忍ばせる。
「なっーー!止めろよっ!ちょっ!!」
トランクスの中に入り込んだ右手の冷たさに再び飛び上がりそうになった。
「あ−−!!コラコラ、ちっとがまんな。」
「やっ…っう…」
反抗しようにも抗える身体では無く。
力の入らない指先で藤代の背中を引っ張ってシャツを伸ばすのがせめてもの反抗。
「あ、やっぱぬれちゃったね。」
どーせこのままじゃ帰れないし水野泊まってく?
親切ぶりながらわざと耳もとで囁く意地悪。今すぐ飛び起きて突き飛ばしたいのに出来ない悔しさに、余計追い詰められて行く。
なれない男の手がそっとそれに触れた瞬間。堅く閉じられた瞳から涙が流れた。
今自分に何が起こっているのか判る時と判って無い時が交錯していた。
ふと意識が戻ると聞こえたのは誰かの、
嬌声。
「……っ……あ、ああ…あ」
いつもの感触とは違う、どこか遠慮がちな指図使いが下着の中でぬれる先端と根元を幾度も行き来して。
「嫌だ・・も・・・」
「・・・あ、か・・・み」
「水野?…オレオレ。」
と苦笑いで、もう聞こえて無いだろうなと思いながらも突っ込んでみる。
「これ終わったらさあ…多分楽になっから。我慢な?」
そんでこれは先輩には絶対内緒な!いや、これは起きてからちゃんと言おっと。
それにしたって、水野こんな声出すんだ。う〜〜ん。
いいなあ〜vv。なんて思ったり。
俺も普段はちゃんと出来てんのかな?
涙にぬれて眉を寄せる顔は普段のすました顔からじゃ想像付かない程扇情的で。
すげー美人。
あーー俺負けたらやだなーー!!
色んな思いが交錯しつつ。
「うっ・・・ん・・」と苦しそうにかぶりを振った竜也を見かねて。
一度ぎゅっと握ると根元から先端へ一気に引き抜いた。
悲鳴を塞ぐ為に口を抑えると代わりに立てていた膝が誠二を締め付けて来た。
今度は彼の手の中に2度目の精を放つ。
胸を上下させながら荒い呼吸を繰り返す身体の上に頭を載せて、暫くその鼓動を聞いていた。
右手はまだ竜也の下着の中。
「みーずの?」
その声にうっすらと目をあけた竜也が緩慢な仕草でゆっくりと藤代へ視線を落とす。
「落ち着いた?」
うなずかないが、そうだと目で言っていた。
「・・・・。あのさー。」
ちょっと上目使いにねだる様な子猫の目。
「水野すっげーもの欲しそうな顔してんだ、今。」
嫌な予感が竜也の脳裏をよぎる。
「…こっちもいい?」
「よせえっーー−!!!」
息も絶え絶えだったハズの竜也の絶叫。
身体が動かないのも忘れて逃げようとするが、ズブっと後ろに突き刺ささった中指一本にあっけなく崩れ落ちる。
「・・くっ・・つ。」
ぞくりりと走る濡れた感触に、いつもの癖で受け入れようとしてしまいそうな身体を必死で堪える。
今度こそ感じたら終だ。
と竜也の中が告げる。
「・・・何か。お前凄いなー!」「三上先輩て普段何してんだろ…」
人の苦労も知らないで、呑気な感嘆をつく藤代の声が…途中で途切れた。
「つーか。お前がなにしてんだロ?」なあ?おい。
・・・・・。久々に彼のその低い声を聞いた気がした。
ぞっと背筋が寒くなったのは、藤代だけじゃ無くて竜也も同じだった。
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終わらなかった。ここまでは表です。私にしては珍しいライトエロでした。
というか凄い駄作で自分でも吃驚しました。スランプなのかしら…。
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