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文章が妙です…スイマセン;;
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「ま、しょーがねーんじゃないの?」

「新入生は、このゲームに参加するのが決まりだし」



そう言ってくっと人を見下げる様に笑った三上の顔は

今でもきっと忘れない。



「ど?」

「気持ちい?」



「ーーーっ…ー」

殆ど吐息だけで答える静かなセックスに

それでも眉を歪めた顔が苦痛以外のそれを物語っていた。



男子校じゃ、この位のお遊びは常習だって。


他にやる事もねーし。

ストレスは溜まるし。


ずんっと、深く貫かれて行くたびに

そうして頭の中に浮んだのはあの藤代の声。


侮蔑すら浮かべた自分の顔を笑い飛ばした。



「・・っ・…・ぁっ・…」

出入りする杭の早さにあわせる様に早く浅くなって行く呼吸。


「いいなら良いっていわねーと。」

「っかんねーだろーがよっ」

ぐんっと乱暴に突き上げられても、痛みよりずっと強い痺れにきつく目蓋を閉じた。


はーはーと聞こえる息の根は、相手の物か、自分の物か。


薄らと開けた視界に映ったのは、汗にまみれた三上の顔。

薄く笑って自分を見下ろしていた。


動かれる度に、ぬるりと異物が抜けて行く感触と繋がった粘膜が擦れて行く痛み。

時々足を組み換えられて、押し入られる度に細い管が悲鳴を上げた。


それでも、腹の上で立上がって行く自分自身は、痛い程張りつめていた。


ふと顔を覆っていた腕を取られて、ぼんやりと目をあけると。

右手に触れた何かに、

身体がびくりと揺れた。

驚いて覗き込めば、自分の右手が握っていたのは…

上からは、話さない様にがっちり掴んだ三上の手。


「ーーっぁあっーー!」


思わず上がった悲鳴に「んなでっかい声出すんじゃねーよ、」

と服の上から胸の突起を強くつままれて、引きつった悲鳴を上げながら背をのけ反らした。

「いーから自分でやってみろよ。」

言いながら自分の手を包んだまま三上の手がゆっくりと動き出す

やがて耳をつく音が漏れだして、天上に跳ね返ってこだまして行く。

「いや・…め・ろ・」

やめたいのにやめられない。それが三上のせいなのか、自分のせいなのかは、もう判らずに、

嫌がる意識とは裏腹に、頭の中が真っ白になって行った。



気付いた時は、自分の目の中を覗き見て来る三上が、映っていた。



視界の斜上に持ち上げられたのは、濡れた自分の右手。

はっとする前に、頬にぽたりと垂れて来たのは。白い…それだった。


騒然と成る俺の顔を見て奴はククッと笑い。そのままそれを自らの口へと運ぶ。

「なっ…」

指の一本一本を丹念になめて行くと、指の間まで舌を入れて先端へと吸い上げて行く。

その様子につい、

ドクリと脈打った内壁に、ほんの一瞬だけ驚いた顔をした三上が

再び口の端を上げて笑っていた。


「そんなに欲しい?」

手首を伝って降りて来る、彼の視線から目が、離せなかったし。

彼もまた、かっとなって眉を歪めて行く自分から目を外すことは無かった。


赤くなる頬。

「欲しいなら、欲しいって言えよ。」

「…めろ…」

「言え。」


ゆっくりと再び挿入を始めた奴のそれが、

まるで今までのが嘘だったかの様な深さで止まり、そして、動き出す。

「ーーーーーーっ!」


声無き悲鳴を上げる身体。

だがそれは、すぐにぎりぎりまで引き抜かれて止まり

半歩ずらされた腸壁が何とか逃すまいと音を立てて吸い付いてしまったのだ。

それをまた笑われる。

悔しさと、差恥の入り交じった顔で自分を睨んで来る竜也をさも面白そうに眺めると

やがて耳もとに唇を寄せた。

「楽になりたくねーの?」

囁かれる言葉と一緒に、音を立てて頬に口付けて行く。

竜也の中がそれに引くつく度に

くすりと漏れる吐息。

「どうして欲しい?」

ちゅっと唇を吸われて、拍子に小さく漏れる声。

「言ってみ?」

少しでも動かれれば立てた膝が跳ねて。

背骨を悪寒にも似た強い震えが走った。

「いきたくねーの?」

「………。」

自身に伸びて行く彼の腕を予感して、震える手で押さえに掛かるが、

そんな心配はとうに無用で。

立上がりかけてる自分に彼が触れる様子は一切無かった。

「じゃ、言うまでずっとこーしてよっか?」

そう言って一切深く切り込まれた瞬間、大きく脈打ったそれが下っ腹へと精を吐き出していた。

「あ…っ、テメっ!」

同時に、身体の奥に感じた放流と、怒調まじりの三上の声。

抜けて行く物を追う様に流れて行く体液の感触に、

意識しなかった涙が目尻を伝っていた。


何が起こったのか、きょとんとする自分の上には

嫌〜な顔をする三上の顔。


「・・・・・…。」

それを受けて、負けずと睨み返す自分を暫く凝視していた彼だったが、

「とーぶん許さねぇかんな…」

独り言の様に呟くと、再び竜也のうなじへと顔を埋めたのだった。

同時に脱げかけていたシャツの間に腕が入り込み、

竜也が抵抗を見せる度に、戒めの様にきつく突起に爪を立てては。

上がる声を耳もとで聞いて、薄く笑みを漏らしていた。






「よー水野」

後ろから来た藤代の声。

「今から飯?」

「ああ、」

「じゃあ一緒に行こうぜ。」

と肩を組まれながら歩き出す。

「・・・・」

「なーなー、」

「何だ?」

「今度はさ、俺とゲームやんない?」

にこっと笑う笑顔。

「…やめとく。」

「何でーー?」とごねながら再び声をひそめ。

「で、どっちが勝ったの?」と


「さてね。」

含み笑いでそう言った竜也に誠二が口を出そうとした瞬間、

後ろから来たラリアットに思いきり吹き出して。

「いってぇ〜〜…にするんすか!三上先輩!…さては。」

しかし、皆まで言わずに今度はみぞおちに何と竜也のグ−。

ええ〜〜!?

と涙目で呆気に取られる誠二の横を無言の竜也がすたこらと歩いて行った。

その後をデビルスマイルでこちらを振り向いた三上も歩いて行く。



「何だ…」と呟いてから

「三上先輩は勝つまでヤルんすからずるいっすよー!」

と懲りずに後を追うのだった。






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エロく無い、エロでした(--;)。もう当り前の様に森高へ通う竜也…








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