クラブ・ルール
裏要素有。少々長いですが…大した事は…ない。ダメな時は逃げて下さい;
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ふと顔をあげると、頭上には重たい色の雲。
3年のメニューを拒んだバツとして1人片づけを終えた竜也が用具室の鍵を閉め終えた頃。
西の空でなる雷鳴。
遠くの雲が光って居た。
部室の戸をあけた瞬間、煙ったタバコの煙り。2年の本間さんも、他の部員の姿も見当たらず、
眉を顰めながら辺りを見渡せば、
「よお…」
部屋の隅にたむろする彼等の姿。さっき竜也の胸ぐらを掴んだ3年も、そこに居た。
「おつかれさーん、」
……。
「…お疲れ様です。」
嫌そうな顔でぼそっと言った竜也に、一番奥に座って居た1人がくくっと笑いを漏らす。
一言言ってやりたいのをぐっとこらえながら、
なるべく彼等を視界に入れない様に、自分のロッカーを開けた瞬間、目を疑う。
無い。
「あーーもしかしてコレかな〜?」
その声にばっと振り向いた先には机の上に置かれた自分のサブバックを摘まみ上げる1人の姿。「−−−−!」
自分達を見ながら見る見る顔の強張る竜也へぶら下げる。
「さっきそこに出しっぱになってたからよ〜、俺のかと思って持って来たら違ってたわ、」
3年と1年のカバンを間違える奴なんて、そんな訳が無い。
すいませんね〜
と笑いながら謝る相手に、怖い顔でつかつかと近付くと
「どうも」
と紐を掴むが、向うも離さない。
「・・・・。」
「何ですか?」「アンタ、筋トレ嫌なんだって?」
「嫌と言う訳じゃ…ただ必要かそうじゃ無いかの問題で…」
言ってる傍からぐっとバックを引っ張られ、一緒に前のめりに半歩踏み出せば…
彼等の1人にぶつかりそうになり、慌てて後ろへ
…後ろへは戻れなかった。
すっと竜也の後ろを塞いだ誰かの気配。
テーブルの上に腰かけて、前に有るロッカーに足を掛ければ、狭い通路は呆気無く塞がれた。
横にも椅子に座った1人。
そして前には、バックを持った彼…
ちらりと辺りを見まわしてから、さきっより一段険しくトーンの下がった顔で、再び自分の前の彼に視線を戻した。
「何か?」
「んで考えたんだけどよ−…さっきは俺もついかっとなっちまって悪かったって…」
「・・・・。」
「確かに今さらうさぎ飛び何て、古すぎたって反省してさぁー」
「変わりに俺が新しいの、考えたんだわ。」
そういって彼がくっと唇を歪ました瞬間、一気に空気の色が変わる。
肌を伝わる電気のような緊張に、嫌な危惧が走る。
ぱっと彼の指から紐から離れた瞬間、竜也が身を引くより早くその腕を掴まれていた。「っ…!」
ぐんとひっぱられる身体。至近距離に迫った顔に、驚いて思わず遠のく。
「まあ、そうびびんなよ。何もわりィ−事してねーじゃんよ、なあ?」
それを受けて竜也の後ろから響く軽薄な甲高い笑い声。
「いえ、結構ですから…」不穏な空気の中、強張った顔で彼を見据える竜也。
しかし、
「まあそうつっぱねんなよ、先輩の御好意なんだぜ?」「水野君の為に考えたのになぁ…新しいメニューをさ」
ーー!!?
あっと思った瞬間。言葉が終らないウチに、四方から伸びて来た手に掴まれて、そのままテーブルへと上半身を打ち付けられて居た。
やっぱり、
「優等生はこっちもちがうねぇ〜?」「は、何それ?」
と見張りの様にドア側に座るもう1人の声。
時折奥の二人を見ては、眉を顰めながらタバコをくぐらし、また雑誌に目を戻して居た。
「…はっ…・・ぁ…ぁ・・ぁ…」
痛みで、…否、それが痛みなのか熱さなのかすら、もう判らなかったけど熱した鉄の棒を下から突っ込まれたみたいに、強烈な痛みは痛いと言うより熱いと言う感触に近かった。
頭が…割れそうに痛い。
まるで心臓が胃の中へ移動したかの様にドクドクと貫かれた奥から響く脈の音。
空気を吸わなくてはと思い息を吸い込む度に、声なのか、呻きなのか、掠れる嫌な音が肺からもれた。
チビでも、華奢でも無いけれど、まだ二次成長前の柔らかな身体は、彼から見ればひよっ子同然。硬い骨格でのしかかられてしまえば、身動きすら取れなかった。
「ぃ…っ…ぁ・・め・・ろ…」声を出す度に吐息の中に混ざる甲高い響き。
両足の間を生暖かい感触が流れて行き、膝まで下げられたズボンに染みて行った。
揺すられる度に、ざらついた板へと上半身がすられて…
伸ばされた両腕は机の向いに座る男に押さえられ、向き合うようなカッコで彼は竜也の顔を覗き込んで居た。
「おい、やがってんじゃねーの?」
時折飛ぶ失笑まじりの野次、
「いい…っから見てろよ!」
「ーー…・っぅ…」激しく刺さる。内へ。
衝撃に竜也の息が一瞬止まって、次の瞬間悲鳴と一緒に吐き出された。
腰から下が、がたがたと震える、自分の身体がもはや自分の物では無いような感覚。
「ああ…あーーーーぁっ…・ああぁ」大きく口を開けた瞬間、前の男が軽く舌を摘んで行く。
そして涙と唾液で濡れた顔で、ぐっと自分を睨む竜也を面白そうに見て居た。
「いいねぇ…」
「あんな生意気な口叩くせにたわいねーのな…」
霞んだ視界でそう言った男で睨み付けるが、一切強く突れた瞬間、
衝撃に力をなくして居たハズのからだが、思わず仰け反った。
ーーーーーー!
痛みだった律動が次第に痺れへと変わって行く。
「おいこいつ…」「…おー…」
「よくなって来たんじゃねーの?」笑う気配。
「なあ水野君?」内股を伝って行く体液が増すのが自分でも判った。
「どーだよ、少しはここの使い方…覚えて来た?」
柔らかな双丘を両手で掴む様に掻き分けて、狭い通路を更に奥まで切り裂く。
「ん…・あああっ…・ぁっ・・ぁー」
揺すられる度に涙が溢れて来るのが止まらない。
どんなに嫌がっても、身体の反応は止められなかった。
嫌悪する自分と、…熱に浮いて行く自分が入り交じって、頭の中はもう真っ白だった。
「ぅ…・っぁあ…・・ぁあ」
遠くでか細い悲鳴をあげ続ける自分の声が響いて居た。
「ど?気持ちいー?」耳もとに掛かるあいつの吐息。
振り払う様に首を振っていたその時。低い笑いと一緒に下から走った激痛。
「はっ…・・」
息をのむと同時に見開いた目に映ったのは真っ赤な視界。
そして…
ズっと奴が抜けて行ったと同時に、
腸膣の中からドロリと漏れて行く生暖かい何かの・…液体。それがつーっと股を伝って行った。
背中の上にはドンと頭が落ちて来て、奴の荒い息使いが聞こえる。
「言っておくけど、まだまだコレからだぜ?竜也君は筋トレより技巧派なんだもんな〜?」
「・・・・…ー。」
ただ息を付くだけで竜也はもう…何も答えない。
あの気の強い眼差しも、今は寄せられた眉と、きつく閉じられた目蓋の下に隠されて居た。
ガクンと後ろから上体を起こされると、今度は尻事テーブルの上へと上げられる。
一番ガタイのいい男が後ろから竜也の両脇をがっちりと固めて、板上へ投げ出された足を、さっき腕を押さえ付けていた男が再び押さえに掛かる。そいつに向かって大きく開かされた足に耐え切れず、入らない身体で膝を立てようとするが、もちろんかなわない。
差恥とも怒りとも付かない激昂に、押さえられた肩が細かに震えて居た。
「ほらよ…」
と、その瞬間下からきた衝撃にびくりと震えが走り、首を誰かに押されてくいっと
覗き込んだそこには…
赤くうっ血して震えながら立上がりかけている自分。「!」
一瞬にしてかっと頭へと血が登る、
それを見ながら、昼間竜也との一件でもめたあの3年がそこへと手を伸ばした。
惜し気も無くぐっと掴んで、そのまま濡れた手を上下させる。
「〜〜〜〜!!!!!」
「ぅ…・・・ぁぁ…・・」
肩を揺らして嫌がるタツヤの反応に「おお、」と感嘆を上げながら、更に押さえ込む手に力を込めた。
ぐちゅぐちゅと濡れた音はどんどん大きくなって耳を犯し。その度につま先まで痺れるような感覚に襲われる。
息を付く合間に嗚咽が交じり、それを聞きながら時おりそこに爪を立て、
「見てみ、すげー色、」と、たまにタツヤの足を抑えてる奴へと鑑賞が飛ぶ。
その先端の、それは血でも滲んだかのような見事な赤。
血管が透ける程白い周りの肌との、コントラストがいっそう男を掻き立てた。
「剥けたばっかなんじゃねーの?」
「まじかよ、」
だが嘲笑しながら竜也の顔を覗くその顔は笑っては…居なかった。
淫にのまれたかの様に近付いて、そしてその唇へとむしゃぶりつく。
それを薄すらと開いた瞳で見ながら、誰にも気付かれない様に、くっと笑う…竜也。
そう所詮、彼等は自分にはかわない。
それは何処まで行ったって同じ事。
本当はどちらが喰われていたのか、それはその内判る事。
だがそんな余裕も、後ろから刺し入れられたものの痛みにすぐに消えて行く。ぬるりと、さっきよりずっと腹の奥までそれが納まった感触。
同時に自分の足の間へと顔を埋めた男の頭を折り畳まれた膝で締め付けて居た。
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どうでもいい脇キャラの描写がもう辛くて、自分で打ち切ってしまいました…
歪恋の男バージョンの様な…話が似てもーたナリ・・
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